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立花隆に反論しよう。 -スフィンクス真知子 2010年2月9日0時58分(#12580) ├
立花隆に反論しよう (2)「小沢不起訴」の先を読む -スフィンクス真知子 2010年2月9日1時13分(#12581) │├
Re: 立花隆に反論しよう (3)小沢と検察、両者の会見から読み取れるもの=立花隆 -スフィンクス真知子 2010年2月9日1時19分(#12583) │└
反論しますその(二) -スフィンクス真知子 2010年2月10日2時2分(#12658) ├
反論します その(一) -スフィンクス真知子 2010年2月9日9時41分(#12601) ├
別に批判ではないが、彼の名前に全く反応しなくなった -あえらおじゃる 2010年2月9日18時17分(#12623) │└
立花って「知の巨人」とか言われてたでしょ -スフィンクス真知子 2010年2月10日2時8分(#12660) └
この問題の本質はもう明白になった。 -ht 2010年2月9日23時57分(#12657) └
そうね。 -スフィンクス真知子 2010年2月10日2時6分(#12659)
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月9日0時58分 (#12580) |
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| 立花隆が今回の小沢事件に関しバカな事を書いているけど、徹底的に反論してみたいわね 。 この板の一方の論客として「流れ者」というのがいたけど、残念な事に、彼は正々堂々と 論を展開できず、告発人や私に対して、詭弁でしか反論できないという状況だから、ここ は、立花隆に登場してもらって、それを、いちいち反論して行きたいと考えます。 まずは立花隆の主張は次のとおりです。 ↓ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 立花隆が緊急寄稿(1) 異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 立花隆 小沢は生きのびられるのか? 小沢は基本的に終わった! あと一日、二日は生きのびるかもしれないが、小沢の政治生 命はすでに終っている、と私は思っている。 一月三十一日、小沢は検察から二度目の事情聴取を受けた。それも三時間余にわたる長時 間の事情聴取である。二度目というのも異例だが、それが三時間余にわたったというのも 異例である。 とりあえずの記者会見で、小沢は何でもなかったかのようなコメントをしたが、もちろん 小沢は事態がどれほど深刻かがよくわかっている。 だからこそあわてて記者会見で、もし自分に刑事責任を問われた場合には、どうするこう するという自分の進退問題にまで言及したのである。二度目、三時間余の事情聴取(とは いっても、一回目から被疑者調書を取られているから、むしろ取り調べといったほうがよ い)の中で、自分が刑事責任を問われつつあるという感触を得たからこそ、小沢はこんな 言及をしたのだ。明後日、秘書処分にともなって小沢が政治責任を取らざるをえない形で の小沢処分があると見てまちがいあるまい。 はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切る のは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなけれ ば、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二 度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。 ■庶民の怒りが「法的妥当性」をただす もちろん、嫌疑の筋がただの形式犯にしか問えないような(たとえば交通規則違反とか軽 犯罪法違反)事例であればそこまではやらない。今回小沢が問われている事例は、そのよ うなケースではない。 政治資金規正法違反は、形式犯ではない。いまや、かつての贈収賄罪と同じような、政治 とカネの問題にかかわる中心的な犯罪になっている。政治資金規正法違反の性格をそのよ うなものに変えたのは小沢一郎その人である。 金丸信の事件までは、政治資金規正法違反は社会的にも実質的にもそのような(秘書に押 しつければすますことができる)形式犯罪とみられていた。 1 2 3 立花隆が緊急寄稿(1) 異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 立花隆 しかし、それをそのような形式犯罪と見たが故に、検察は金丸を略式起訴罰金二十万円で おさめようとして、それに怒った一庶民が黄色いペンキを検察庁の看板に投げつけるとこ ろがテレビ画面に映し出されたところからすべてが変った。そんなバカな形式処分でこと をおさめてよいのかという庶民の怒りが法的妥当性の議論をただした。 小沢の政治改革(政治資金改革)は、すべてこの黄色いペンキ事件から出発している。そ の基本的発想は、贈収賄事件など、特殊な事犯で政治家の不正なお金の流れを取り締まる ことはむずかしいから、むしろ、政治家のお金の流れ一般の透明性を高めれば自然に不正 なお金の流れも消えるだろうということで政治資金規正法中心に取り締まりの流れを変え たのである。といっても取り締まりラインをあまり低く設定すると、違反事例が多くなり すぎて事務処理に困る。結局、国会議員クラスをやる場合は、違反金額が一億円を超える ケースというのが、ここ数年の事案でなんとなくできかけていたガイドラインだった。 ■角栄・金丸に並ぶ事件 そのガイドラインからみて、小沢のケースは、四億円(ないし八億円)であるから、文句 なしに大きすぎるほど大きい。小沢の四億円は、田中角栄ロッキード事件の五億円、金丸 信の五億円(佐川急便事件)とくらべて金額的に文句なしに同列にならぶ事件なのである 。 これが単なる政治資金規正法違反事件にとどまるか、それとも、もっと大きな事件に広が るかは、まだよく見えていないが、政治資金規正法違反だけにとどまったとしても、その 金額の異常な大きさは、それが現金で動かされたという形態の異常さ――四億円のキャッ シュは、四十キログラムというとてつもない重さになる――とあいまって、小沢の金銭感 覚の異常さをよくあわらしている。 小沢一郎の金銭感覚の異常さは、彼が政治家の一年生としてこの世界に入ってきた当初か ら、田中角栄、金丸信という歴代の政治家の中でも最も金銭感覚の異常な超権力者たちの 側近の政治家として育ってきたというキャリアのしからしめるところが大だったのかもし れない。小沢のもう一つの異常さは、その不動産への執着ぶりで、日常、走っている車の 中から、なにかいい売り物件を目にすると、すぐに、それがいくらか、どのような条件か を調べさせるというエピソードによくあらわれているが、実はそのような性癖は田中角栄 も持っていたことが、よく知られている。 1 2 3 花隆が緊急寄稿(1) 異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 立花隆 おそらく、小沢は田中角栄に付き従って歩いているうちに、その性癖を自然に学び取って しまったのかもしれない。そのような不動産を入手しては、秘書の住居として利用させた りしていたというあたりも、田中角栄の不動産利用法とそっくりである。また田中角栄の 場合、それら不動産をペーパー・カンパニー(ユーレイ企業)名義として所有し、それら ユーレイ企業が幾つもあったことで知られているが、小沢の場合は、ユーレイ企業の代り に陸山会などの政治資金団体名義にしていたわけで、カタチこそちがえ、構造的には、田 中角栄がやっていたこととそっくりである。ここにおいても師匠ゆずりの手法が習い性と なっていたといえるのではあるまいか。 ■古い日本型政治と訣別を 小沢は終るが、これで民主党が終るわけではない。もちろん自民党が復活するわけではな い。前回選挙で獲得した民主党の議席をここで捨てなければいけないというわけではない 。今回の不祥事は小沢一郎という異常な性癖を持った政治家個人の不祥事であって、民主 党という政党の不祥事ではないから、この際、責任は小沢に押しつけて、民主党政権は維 持しつづけてよい。今回の小沢の不祥事は、むしろ小沢の中の自民党的体質部分がしから しめたものといってもよいのだから、この際、日本の政界は、小沢に日本の政治の古い体 質を全部押しつける形でその責任をとらせ、むしろ事件の再発防止にエネルギーを注ぎ、 ここで抜本的に日本型政治の古い体質に抜きがたく存続してきた政治資金問題の最終解決 をはかれるのがよいと思う。 最終解決はそれほどむずかしい問題ではない。それは要するに、すべての政治資金の収入 も、支出も各議員一定の銀行口座経由のみとすることにすればいい。そうすれば政治資金 の流れは完全に透明になり、何か問題が起れば、その流れをすぐトレースできるから、今 回のような問題はそもそも起きないし、起きても、ああでもないこうでもないの無駄な議 論をいっさいなしにできる。 こういうときだからこそ、これを一挙にやってしまえば、それこそ百年も待たずに一挙に 河清が得られること必定である。 小沢、小沢で騒ぐのはもういいかげんでヤメにして、日本の政治をよりよくするために、 小沢の終りをいかに利用するか、という方向に発想の転換をはかるべきではないか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のところ以上です。 |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月9日1時13分 (#12581) |
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| (記事番号 #12580へのコメント) 立花隆の主張は3部に分けて構成されているわ。 ↓ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 立花隆が緊急寄稿(2) 「小沢不起訴」の先を読む 立花隆 小沢不起訴で小沢は助かるのか? とんでもない。不起訴があまりにも不当であるがゆ えに、小沢はむしろ大転落への道を大きく踏み出してしまったのだ。 問題点ははっきりしている。小沢の三人の秘書は虚偽記載を認めている。彼らの有罪は 確定しているといっていい(池田秘書のみ未確定らしいが)。ポイントはその虚偽記載は 秘書が勝手にやったことで、小沢の指示・命令・相談・報告・了承などの関与があったの か、なかったのかである。 あれば小沢は共犯、なければ秘書の単独犯である。 常識的に考えれば、小沢の事務所は、いかなるワンマン企業よりも激しいトップダウン の組織で、秘書らは日常奴隷のごとくとまではいわないが、召使いのごとく仕えている組 織なのだから、小沢が何も知らない間に秘書が勝手に何億円もの資金を動かすなどという ことがあるはずはない。 今回起きたことは、そのあるはずがないことが起きたと、小沢も秘書も口裏を合わせ、 その口裏合わせを検察は突き破れなかったということなのだろう。 ■検察は思いこみを捨てろ だが、それは「これこれのことを小沢先生から命令されてやりました」というような秘 書の百%の自白調書でガチガチに固めないと、立件できない(そこまでやらないと裁判で 負ける)という従来の検察の固定観念がそう思わせているのである。 その思いこみを捨てて、このようなケースでは、まず事務所の日常の金の動きと日常の 小沢と秘書の関係を一般的に立証した上で、あとは間接証拠の積み重ねで、他の可能性( 秘書の横領、泥棒など)をひとつひとつつぶしていけば小沢の関与は自然に浮かびあがっ てくるはずだから、それで充分と発想を転換していけばいいのである。 あとは裁判官の常識的な当り前の判断力にことをゆだねてしまえばよいのである。本来 裁判とはそういうものだと考えればよいのである。 ガチガチの自白証拠で二百%固めなければこういうケースは立件できないなどと思うか らつい自白を求めて無理な取り調べをすることになる。そして、検察憎しの立場に立つ一 部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実 無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通 う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。 ■筋の通らない小沢の弁明 私にいわせれば、もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はす でに持っているはずである。 あとはガチガチの自白証拠がないと立証に充分でないという固定観念を捨てて、早く法 廷での立証合戦に持ち込むことだ。法廷での勝負に持ち込み、腕ききの立ち会い検事にす でに集めた証拠の数々を存分に使った立証をやらせれば、小沢有罪に持ち込むことは苦も ないことだと私は思う。 だいたい誰がどう考えたって、小沢の弁明は筋が通っていない。小沢の関与・了解なし に、四億円もの虚偽記載が小沢事務所で秘書の独断で行われるわけがない。法廷での立証 は、通常の判断力を持った通常人(裁判官)を充分納得させられればいいのであって、そ うむずかしいことではない。 すでに、各種の世論調査で、小沢の弁明をそのまま信じている人などほとんどいないと いう事実の中に、裁判になったらどっちが勝つかがすでにあらわれているといってよいの である。こういう状況の中で、伝えられているように、検察はすでに小沢不起訴の腹を決 めたというのがホントなら、それは検察が石橋を金づちやハンマーで叩きに叩き、ついに はショベルカーまでもってきてガンガン叩いた上で、結局渡るのをやめてしまったという くらいの度胸なしの決断をしたことになる。 ■腕力ではなく頭の勝負 思い出すのは、ロッキード裁判の立ち会い検事だった堀田力検事である。あの人は、法 廷ドラマの検事役のような芝居がかったところは全くない人で、それこそ淡々というほか ないような、静かに立証を詰めていくだけの人だった。しかし、しばらく時間が経過して 振り返ってみると、実に見事に弁護側の逃げ道をふさいでおり、いつのまにか詰め将棋と 同じように弁護側は雪隠詰めになっているのだった。ときどきチラリチラリとはさんでい く「あなた、その段ボールをどこかでちがう段ボールとすりかえてしまったとか、そうい うことはなかったですか」などといった、一見バカげた質問が、あとからみんなきいてく るのだった。それを見ながらいつも「ああ、法廷立証というのは、数学みたいだ」と思っ た。いかなる推理小説よりも面白いと思った。 いまの検察首脳にそういう頭の勝負ができる検事がいれば、「ガチガチの自白調書をち ゃんと集めて来い」というような腕力勝負を挑まず、とっくに立件に踏み切って法廷勝負 にもちこんでいたはずである。そして、すでに法廷で何度も尋問で小沢をキリキリ舞いさ せ、誰の目にも小沢の敗北が明きらかになるという名場面を演出できていたはずである。 ロッキード裁判は、そういう名場面が幾つも幾つも連続して出てきたからこそ、文句な しの検察側勝利に終ったのである。 ■出発点となった「週刊現代」の記事 小沢裁判だってそういうことは充分可能なはずだ。たとえば、一部の人にはよく知られ ている「確認書」の一件である。 二〇〇七年二月二〇日、小沢は自ら記者を呼び集めて、不思議な「確認書」なるものを 公開した。これは、「政治家小沢一郎」と「陸山会の代表者としての小沢一郎」の間にと りかわされたというおかしな「確認書」で、政治家小沢一郎は、陸山会所有の一連の不動 産に対して、いかなる権利も保有していないことを、陸山会代表小沢一郎との間で確認す るという内容になっていた。どういうことかというと、政治家小沢一郎は一連の不動産( いま問題の世田谷の土地から、都心部のマンションなど一時は合計一一件、一〇億円超の 物件。現在は六件)の名義人になっているが、これは政治資金団体陸山会は法律的に「権 利能力無き社団」であるため不動産の登記ができないので、その代表者の小沢一郎個人が 個人名で登記しているというだけのことであって、政治家小沢一郎が登記したからといっ て、「政治家小沢一郎はこの物件に対して何の権利ももっていないことを確認する」とし た「確認書」なのだった。 なぜこのような奇怪な「確認書」が出されたのかというと、二〇〇六年五月に、「週刊 現代」(六月三日号)にジャーナリストの長谷川学氏が、「民主党代表小沢一郎の“隠し 資産”を暴く」という記事を書き、小沢がとてつもない一群の不動産物件をあちこちに隠 し持っているという事実を詳細にあげたことに怒り狂い、長谷川氏と発行元の講談社を名 誉毀損で訴えるという事件が起きたからだ――考えてみると、今回の事件は結局、この暴 露記事から出発しているのだ。 ■偽造された「確認書」 小沢の署名が二つ並ぶ「確認書」 この記事は、これら不動産は陸山会のものということになっているが、真実は小沢個人 の隠し資産ではないのかと追及していた。それに対して、小沢が、いやそれら不動産はあ くまで政治団体陸山会のもので、小沢個人とは関係ないのだということを示そうとして、 この「確認書」を得意気に記者たちに示したのだった。 そして、名誉毀損の訴訟では、この「確認書」を問題不動産が政治家小沢とは無関係で あることを示す証拠物件として、東京地裁に提出したのだった。 ここでいっておけば、このような証拠にはしかるべき証拠力がないとして裁判所の取る ところとはならず、この名誉毀損裁判では、講談社側が勝訴、小沢側が敗訴している。 さて、ここで私がいいたいのは、今回の事件の捜査過程でこの「確認書」が、小沢側が 偽造したものであることが明らかとなってしまったということである。 最近発行された「文藝春秋」二月号に載った小沢の石川秘書の地元秘書をしていた金沢 敬氏の告発(「消えた五箱の段ボール」田村建雄著)によれば、昨年三月三日の小沢の秘 書大久保隆規が逮捕されたときに、北海道から急ぎ上京して、大久保逮捕後の一連の証拠 隠滅工作にまきこまれた経緯を次のように語っている。 「(石川は)『パソコンをどうするかも地検が来る前にみんなで話し合ったけど、さすが に今時パソコンがない事務所はおかしいので、残しておいた』などとも言っていました」 このとき彼らが事務所に残してしまったコンピュータが検察に押収され、そのハードデ ィスクの中身を解析していったところ、このコンピュータで例の「確認書」が作られたと いうことがバレてしまったのである。 そして驚くことには、その「確認書」の製作年月日が、実は問題の記者会見の直前であ ることがわかってしまったのである。 さてここで注目していただきたいのは、上の「確認書」の小沢の署名部分である。ごら んの通り、もっともらしいものに見せるために、小沢は政治家個人の小沢一郎と陸山会代 表小沢一郎を区別するために、印鑑を押している。 これは裁判所に提出した証拠物件の偽造であるから、法治国家の根幹をなす重大問題で ある。 ■予算があがった当日に逮捕された金丸 昨日の小沢不起訴のニュースで、街の声を拾うと、釈然としない人々の顔が目立った。 小沢にかけられた疑惑は何も解明されていないのに、小沢が早々と不起訴になってしまう のか、という感じの不満顔でいっぱいだった。それを見て、これは金丸信の佐川急便事件 のときの黄色ペンキ事件寸前だなと思った。 それはそうだろう。誰が見たって、小沢不起訴はおかしいのである。もし、本当に、こ れが「これで小沢は真っ白です」の不起訴なら、私だって、黄色いペンキを投げに行きた い。 だけど皆さん早まってはいけない。これは「小沢真っ白」の不起訴ではない。検察はや ろうと思えばあとを法廷勝負に賭けて、すぐにでも小沢を逮捕できるような材料をいろい ろ手持ちしていながら、それをいま行使しないだけなのだ。法廷勝負に賭けたりせず百% の勝利を確信できるところまで一件を仕上げるための時間稼ぎ戦略に転じたというにすぎ ない。 なぜか。 消息通が解説してくれた。 「検察が政治家を捕まえる場合、検察は政治を混乱させることをきらいますから、時機を 充分に見はからいます。 基本的に国会の開会中は逮捕許諾請求が必要になることもあるし、政治的混乱が避けら れないからなるべく避ける。 検察が特にきらうのは、予算審議を混乱させることです。だから、これまでもいくつも 例がありますが、予算がかかっている場合は、予算があがるのを待ってからやるのが普通 です」 そうなのである。 金丸逮捕にしてもそうで、予算があがったら、その日にやられた。 ■幹事長辞任か議員辞職か いまから予言してもよいが、小沢はもう終りなのである。小沢が不起訴で枕を高くして 寝られるようになったと思ったら大間違いである。 逆にこれから一歩一歩逮捕の日に向けて詰めの動きが着実にはじまったのである。 それが水谷建設の一件でくるか、税金の問題でくるか、あるいは政党交付金の問題でく るか入り口はまだ定かでないし、多分幾つかの「合わせ技」でくるのだろうがどれとどれ を合わせてくるかなど、まだまだ定かでない点が多い。逮捕の日も予算があがる日か、別 の重要法案があがるのを待つのか、あるいは別の重要政治スケジュールがあがるのを待つ のか、その辺もまだわからない。しかし、事件は、金丸事件になぞらえていえば、「黄色 いペンキ事件の日」から「突然の金丸逮捕の日」の間の「いつ何が起こるかわからない危 険地帯」に入ったのである。 そして、小沢にもそれがわかっているのだろうから、そして小沢もバカではないから、 おそらく予算があがる直前など、いよいよヤバイことがわかった時点で、あるいは自分の マイナスイメージが民主党支持率をどんどん下げだすのが明きらかになるなどの時点で、 小沢は幹事長を辞任するだろう。 あるいはさらに議員まで辞職して、それを代償に逮捕だけはまぬがれさせてくださいと いうような、検察の慈悲を乞うための検察との駆け引きに出るだろう。 民主党の政治家の方々はそのときをにらんで、いまから身の処し方を考えておくことだ 。 これからすべての政治家が一瞬たりとも気が抜けない、そしてすべての政治家がその政 治家としての器の大きさを問われる日が間もなく連続してやってくる。 (文中一部敬称略) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スフィンクス真知子さんは No.12580「立花隆に反論しよう。」で書きました。{#12580} > >立花隆が今回の小沢事件に関しバカな事を書いているけど、徹底的に反論してみたいわね >。 > >この板の一方の論客として「流れ者」というのがいたけど、残念な事に、彼は正々堂々と >論を展開できず、告発人や私に対して、詭弁でしか反論できないという状況だから、ここ >は、立花隆に登場してもらって、それを、いちいち反論して行きたいと考えます。 > >まずは立花隆の主張は次のとおりです。 > > ↓ >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > > >立花隆が緊急寄稿(1) > >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 > >立花隆 >小沢は生きのびられるのか? > >小沢は基本的に終わった! あと一日、二日は生きのびるかもしれないが、小沢の政治生 >命はすでに終っている、と私は思っている。 > >一月三十一日、小沢は検察から二度目の事情聴取を受けた。それも三時間余にわたる長時 >間の事情聴取である。二度目というのも異例だが、それが三時間余にわたったというのも >異例である。 > >とりあえずの記者会見で、小沢は何でもなかったかのようなコメントをしたが、もちろん >小沢は事態がどれほど深刻かがよくわかっている。 > >だからこそあわてて記者会見で、もし自分に刑事責任を問われた場合には、どうするこう >するという自分の進退問題にまで言及したのである。二度目、三時間余の事情聴取(とは >いっても、一回目から被疑者調書を取られているから、むしろ取り調べといったほうがよ >い)の中で、自分が刑事責任を問われつつあるという感触を得たからこそ、小沢はこんな >言及をしたのだ。明後日、秘書処分にともなって小沢が政治責任を取らざるをえない形で >の小沢処分があると見てまちがいあるまい。 > >はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切る >のは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなけれ >ば、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二 >度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。 > >■庶民の怒りが「法的妥当性」をただす > >もちろん、嫌疑の筋がただの形式犯にしか問えないような(たとえば交通規則違反とか軽 >犯罪法違反)事例であればそこまではやらない。今回小沢が問われている事例は、そのよ >うなケースではない。 > >政治資金規正法違反は、形式犯ではない。いまや、かつての贈収賄罪と同じような、政治 >とカネの問題にかかわる中心的な犯罪になっている。政治資金規正法違反の性格をそのよ >うなものに変えたのは小沢一郎その人である。 > >金丸信の事件までは、政治資金規正法違反は社会的にも実質的にもそのような(秘書に押 >しつければすますことができる)形式犯罪とみられていた。 > >1 2 3 > >立花隆が緊急寄稿(1) >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >立花隆 > >しかし、それをそのような形式犯罪と見たが故に、検察は金丸を略式起訴罰金二十万円で >おさめようとして、それに怒った一庶民が黄色いペンキを検察庁の看板に投げつけるとこ >ろがテレビ画面に映し出されたところからすべてが変った。そんなバカな形式処分でこと >をおさめてよいのかという庶民の怒りが法的妥当性の議論をただした。 > >小沢の政治改革(政治資金改革)は、すべてこの黄色いペンキ事件から出発している。そ >の基本的発想は、贈収賄事件など、特殊な事犯で政治家の不正なお金の流れを取り締まる >ことはむずかしいから、むしろ、政治家のお金の流れ一般の透明性を高めれば自然に不正 >なお金の流れも消えるだろうということで政治資金規正法中心に取り締まりの流れを変え >たのである。といっても取り締まりラインをあまり低く設定すると、違反事例が多くなり >すぎて事務処理に困る。結局、国会議員クラスをやる場合は、違反金額が一億円を超える >ケースというのが、ここ数年の事案でなんとなくできかけていたガイドラインだった。 > >■角栄・金丸に並ぶ事件 > >そのガイドラインからみて、小沢のケースは、四億円(ないし八億円)であるから、文句 >なしに大きすぎるほど大きい。小沢の四億円は、田中角栄ロッキード事件の五億円、金丸 >信の五億円(佐川急便事件)とくらべて金額的に文句なしに同列にならぶ事件なのである >。 > >これが単なる政治資金規正法違反事件にとどまるか、それとも、もっと大きな事件に広が >るかは、まだよく見えていないが、政治資金規正法違反だけにとどまったとしても、その >金額の異常な大きさは、それが現金で動かされたという形態の異常さ――四億円のキャッ >シュは、四十キログラムというとてつもない重さになる――とあいまって、小沢の金銭感 >覚の異常さをよくあわらしている。 > >小沢一郎の金銭感覚の異常さは、彼が政治家の一年生としてこの世界に入ってきた当初か >ら、田中角栄、金丸信という歴代の政治家の中でも最も金銭感覚の異常な超権力者たちの >側近の政治家として育ってきたというキャリアのしからしめるところが大だったのかもし >れない。小沢のもう一つの異常さは、その不動産への執着ぶりで、日常、走っている車の >中から、なにかいい売り物件を目にすると、すぐに、それがいくらか、どのような条件か >を調べさせるというエピソードによくあらわれているが、実はそのような性癖は田中角栄 >も持っていたことが、よく知られている。 > >1 2 3 > >花隆が緊急寄稿(1) >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >立花隆 > >おそらく、小沢は田中角栄に付き従って歩いているうちに、その性癖を自然に学び取って >しまったのかもしれない。そのような不動産を入手しては、秘書の住居として利用させた >りしていたというあたりも、田中角栄の不動産利用法とそっくりである。また田中角栄の >場合、それら不動産をペーパー・カンパニー(ユーレイ企業)名義として所有し、それら >ユーレイ企業が幾つもあったことで知られているが、小沢の場合は、ユーレイ企業の代り >に陸山会などの政治資金団体名義にしていたわけで、カタチこそちがえ、構造的には、田 >中角栄がやっていたこととそっくりである。ここにおいても師匠ゆずりの手法が習い性と >なっていたといえるのではあるまいか。 > >■古い日本型政治と訣別を > >小沢は終るが、これで民主党が終るわけではない。もちろん自民党が復活するわけではな >い。前回選挙で獲得した民主党の議席をここで捨てなければいけないというわけではない >。今回の不祥事は小沢一郎という異常な性癖を持った政治家個人の不祥事であって、民主 >党という政党の不祥事ではないから、この際、責任は小沢に押しつけて、民主党政権は維 >持しつづけてよい。今回の小沢の不祥事は、むしろ小沢の中の自民党的体質部分がしから >しめたものといってもよいのだから、この際、日本の政界は、小沢に日本の政治の古い体 >質を全部押しつける形でその責任をとらせ、むしろ事件の再発防止にエネルギーを注ぎ、 >ここで抜本的に日本型政治の古い体質に抜きがたく存続してきた政治資金問題の最終解決 >をはかれるのがよいと思う。 > >最終解決はそれほどむずかしい問題ではない。それは要するに、すべての政治資金の収入 >も、支出も各議員一定の銀行口座経由のみとすることにすればいい。そうすれば政治資金 >の流れは完全に透明になり、何か問題が起れば、その流れをすぐトレースできるから、今 >回のような問題はそもそも起きないし、起きても、ああでもないこうでもないの無駄な議 >論をいっさいなしにできる。 > >こういうときだからこそ、これを一挙にやってしまえば、それこそ百年も待たずに一挙に >河清が得られること必定である。 > >小沢、小沢で騒ぐのはもういいかげんでヤメにして、日本の政治をよりよくするために、 >小沢の終りをいかに利用するか、という方向に発想の転換をはかるべきではないか。 > >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のところ以上です。 |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月9日1時19分 (#12583) |
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| (記事番号 #12581へのコメント) 花隆が緊急寄稿(3) 小沢と検察、両者の会見から読み取れるもの=立花隆 G22月 6日(土) 10時28分配信 / 国内 - 政治 立花隆(評論家) 小沢不起訴の背景に何があったのか。 表面的には「嫌疑不十分」、すなわち犯罪(政治資金規正法違反)の疑いはあるが、起 訴しても公判を維持するに足る十分な証拠が集められなかったということになっている。 とはいえ、検察の処分決定に際しては、最後の最後まで、すでに集めた証拠でも十分とす る積極派と、これだけでは不十分とする消極派の間で争いがあったとされる。証拠評価は 、証拠評価メーターのようなものがあってそれに載せればすぐに評価値が客観的に示され るというものではなくて、主観的な部分が大きいからどうしても積極派と消極派が出るこ とになる。裁判はやってみなければわからないという部分が結構大きいから、裁判をやら ないと決まった以上、どちらが正しかったかの判定もつかないことになる。 だが今回は、検察審査会の制度が変った効果によって、実は不起訴の決定が引っくり返 って、小沢起訴になる可能性も結構あるというのはすでに伝えられている通りである。 検察審査会の委員はクジによって十一人が選ばれ、うち八人が起訴相当の決議を二度に わたって行えば、検察がいやでも起訴されることになる(裁判所の指定した弁護士が起訴 する)。十一人中八人ということはパーセントに直せば、七三%の賛成があればというこ とで、まだ小沢不起訴後の世論調査があるわけではないが、結構引っくり返ることもあり うるラインだと思う。 面白いのは、この検察審査会の審査に、検察側はこれまでの捜査資料を提出して、なぜ 不起訴の決定にいたったかを疎明しなければならないということである。 不起訴決定後も国会審議を通じてこの問題はまだまだ多くの議論がつづけられることに なっているが、それとは別の角度からの議論もつづくということである。 ■元検事総長が綴った「指揮権発動」の真実 ここで、いまひとつ異なる角度からこの一件を見直す必要があるという問題を提起して おきたい。 それはこの不起訴決定の裏で、インフォーマルな指揮権発動があったのではないかとい う問題である。 表向き、公然と行使された指揮権発動は、一九五四年の造船疑獄にあたって、検察が佐 藤栄作自由党幹事長を収賄容疑で逮捕しようとしたのに対して、ときの犬養健法相がこれ にストップをかけるために発動したもの一度きりということになっているが、実はそうで はない。 実はそうではないということは、指揮権発動問題に関していちばん権威あるとされる、 伊藤栄樹元検事総長の『逐条解説 検察庁法』(良書普及会)に、はっきり次のようにあ る。 「いわゆる指揮権発動は、昭和二九年四月、いわゆる造船汚職事件に関して行なわれたそ れがもっとも有名であり、一般には、それが唯一の例であるかのようにいわれているが、 必ずしもそうではない。」 必ずしもそうではないどころか、重要事件については、むしろ、一般的といってもいい くらい行使されているというのだ。伊藤栄樹は次のように書いている。 「まず、法務大臣は、あらかじめ、特に重要な事件について、捜査の着手または起訴、不 起訴の処分について、法務大臣の指揮をうけるべき旨を、一般的に定めており、これにあ たる場合には、具体的事件について、検事総長から法務大臣に対して請訓が行なわれ、こ れにこたえて法務大臣が指揮をすることとなっている。すなわち処分請訓規程(昭和二三 年法務庁検務局秘第三六号訓令)および破壊活動防止法違反事件請訓規程(昭和二七年法 務府検務局秘第一五七〇号訓令)に定める若干の事件がこれである。」 政治資金規正法違反は新しい法律だからこの処分請訓規程に入っていないことは明きら かだが、その後身の現行処分請訓規程に入っているかどうかは不明である。しかし伊藤は さらに次のようにも書いている。 「また、検事総長は、国会議員を逮捕する場合(ことに、国会の会期中)その他将来政治 問題化することが予想されるような事件については、国会における検察権の代表者である 法務大臣に対し、折りにふれて積極的に報告を行なうものと考えるが、そのような時、と くに法務大臣の指揮を仰ぐこともあると考えられる。」 今回の事件は明きらかにこの範疇に入る事件だから、当然、最終処理にあたって、千葉 景子法務大臣のところに処分請訓がなされているはずである。 ■態度を一変させた小沢 問題はそのとき千葉法務大臣が何といったかである。「しかるべく」(「検察がやりた いようにやりなさい」)といったかどうかである。そのような決定を下すにあたって、千 葉法務大臣が小沢に連絡して、小沢の指示をあおいだりしなかったかどうかである。 今回は、造船疑獄のときとちがって、「小沢不起訴」という方針は民主党政府と小沢の 意に沿うものだったから、多分、「秘書三人起訴、小沢不起訴」という最終処分の内容を 告げられても、千葉法務大臣は「それで結構です」としかいわなかったろう。 ここで問題なのは、そのような検察最終処分方針の決定にあたって、検察がそもそも証 拠を純粋に客観的に評価してそのような結論に導かれたのかどうかである。むしろ、検察 側がいずれ法務大臣の指揮を仰がなければならなくなる事態を見こして、民主党政府と正 面衝突しなければならないような最終処分方針(「小沢起訴」)は避けたということでは ないのかということである。 私が今回の不起訴処分で注目したのは、当日の小沢の記者団へのコメントである。 まず石川秘書の処分に関して問われて、「検察の公正な捜査結果」といった。これまで の検察批判を繰り返し、検察との全面対決姿勢をむきだしにしてきた小沢のあまりの態度 の変化にビックリした記者が、 「前に検察との対決を宣言していたが、これは、その対決に勝利したということか」 と問うと、 「勝利とか敗北とかいう問題ではない。検察当局が、公平公正な捜査をやった結果だと、 それをそのまま受け止めていきたい」 と、公平・公正を繰り返した。あのケンカ腰の対決姿勢はどこに行ってしまったのだろ うかとビックリするような態度の変化だった。 ■事情聴取は何回行われたのか もうひとつ注目したのは、検察の佐久間達哉特捜部長の記者会見の次のやりとりだ。 ――小沢氏への聴取は何回行ったのか。 「小沢氏本人が明かしているものは否定しないが、何回だったのかはいわない」 一般には小沢が自分から明かした二回の事情聴取しか知られていないが、どうやら、二 回以上あったらしいのである。 そういわれてみると、最終処分に向けてことが進行している過程で、小沢が報道陣の眼 を逃れて、動静不明になっていた数時間がある。一回目四時間半、二回目三時間の事情聴 取も結構長いもので、二回目の聴取の後も小沢の強気の姿勢が大きく変っていてビックリ したが、それ以上に、この最終不起訴決定後の小沢の態度の変化には驚くほど大きなもの があった。 私はいつだったか、ある検事に、「(マスコミの)皆さんが知らないところで行われ、 いまにいたるも誰も知らない検察の政治家の事情聴取なんていくらでもあるんです。私も やったことがありますが、なにか別の用事で国会に行ったときに、その取り調べた政治家 から議会の廊下で最敬礼されて困ったことがありました」という話を聞いたことがある。 今回の事件で、まだ明かるみにでていない、そして今後とも明かるみに出ないことはい ろいろあるにちがいないが、その一つが、この小沢不起訴にいたる決定過程だろう。 ■阿吽の呼吸 それがどのようなものであったかは、私も知らないが、あれほど強気だった小沢をもっ てして、検察を公平公正の権化のようにいわしめるような何かだったのだろう、とはいえ る。その態度の変化から推しはかるに、検察は小沢を追いつめる相当の隠し玉を持ってい ることを小沢にある程度明かした。しかし、それを使わないで不起訴で結着をはかるとい う形で、小沢に大いなる恩を売ったということではないのだろうか。 ついこの間まで、検察との対決姿勢を強めた小沢は、検察官人事に手を突っ込み、民間 人から検事総長を起用するとか、検察庁の機構改革、取り調べ過程の可視化など、過激な 改革策をいろいろ考えていると伝えられていたが、もしそうだとすれば、おそらく、そう いう姿勢も含めて、小沢はこれから対検察の姿勢が大きく変っていくにちがいない。 なにか大きなものを検察につかまれたままで、この事件が完全結着したとはいいがたい 状況の中で、検察と小沢の間で阿吽の呼吸の大きな取引が進行したということが小沢不起 訴の本当の裏側なのではないだろうか。阿吽というところが大事で、このような取引は決 して言葉では明示されないし、いかなる形でも証拠は残さない。だから、後からどちらの 側もあったとも、なかったともいうことができる。いってみれば、その後の小沢の大いな る態度の変化がそのような取引を受けたという意思表示といえる。 ■小沢も検察も「安泰」か? 小沢は実は、自民党の最大の実力者の一人として、政界の裏側をたっぷりのぞいてきた 。政治と検察の関係の裏側もよく知っており、『小沢一郎 政権奪取論』(朝日新聞出版 )の中で、指揮権発動に関して以下のようなことをいっている。伊藤栄樹とは別の意味で 、指揮権発動なんて、何度も行われてきたといっているのだ。 小沢 犬養法相の場合は「やるな」というほうの指揮権発動だった。法相が疑獄捜査をと めたから、国民から批判されたのだ。しかし、田中先生と金丸さんについては「捜査をや れ」という指揮権発動だった。 ――それでは、大物政治家に対する検察の捜査は、政権の側から「いいよ」という判断が ないと、やりたくてもできないのですか。 小沢 検察が政界の大物を対象にした捜査をやるときは、必ず総理にお伺いを立てます。 行政ですからね。金丸さんのときに、検察が政権のだれと話したか、僕は詳しくは知りま せんけども。だけど、おそらく、あのときに首相だった宮沢喜一さんが、検察の捜査方針 に「うん」と言ったんでしょうね。そうでなきゃ検察は捜査をやりっこないですから。そ して、竹下派議員は少なくとも半分は、金丸さんの捜査を許容していた。 ――竹下さん自身はどうだったのですか。 小沢 許容した側です。 こういう経験を積んできた人間が、今回は政権中枢に座っており、しかも自分自身の政 治生命にかかわる事態におちいったのだから、権限上も許される影響力を存分に行使した はずである。そしてそのような小沢の出方を十分に知っていた検察は、その捜査力を行使 して、小沢に対する交渉力のもととなる材料をたっぷり仕込んだ上で、小沢との取引にの ぞみ、「不起訴」決定と引きかえに、検察側も取るべきものはたっぷり取った(検察組織 安泰)。しかし、そのような取引を表に出すわけにはいかないから、いまは検察の捜査が なぜどのように失敗したかというウラ話をさかんにリークして、それをマスコミがよろこ んで書いているという状況ではないのか。 おそらく、この事件の本当の裏側が外部にもれてくるのは二十年後、三十年後というこ とになるのではあるまいか。私は過去二回の記事で「小沢はもう終り」と書いてきたが、 不測の事態が起きないかぎり(たとえばフリージャーナリストによるバクロ、検察審査会 の起訴決定など)小沢の政治生命安泰、検察の組織安泰という日々がつづくのではないか 。 そして、造船疑獄を乗り切った佐藤栄作が、その後、検察主流と最も関係が深い政界実 力者となり、政敵追い落としに検察権力を存分に利用し、史上最長の政権をきずくことに なったなどという時代がもう一度現出することだけは願い下げにしたい。 スフィンクス真知子さんは No.12581「立花隆に反論しよう (2)「小沢不起訴」の先を 読む」で書きました。{#12581} >立花隆の主張は3部に分けて構成されているわ。 > > ↓ >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > > > >立花隆が緊急寄稿(2) > >「小沢不起訴」の先を読む >立花隆 > > > 小沢不起訴で小沢は助かるのか? とんでもない。不起訴があまりにも不当であるがゆ >えに、小沢はむしろ大転落への道を大きく踏み出してしまったのだ。 > 問題点ははっきりしている。小沢の三人の秘書は虚偽記載を認めている。彼らの有罪は >確定しているといっていい(池田秘書のみ未確定らしいが)。ポイントはその虚偽記載は >秘書が勝手にやったことで、小沢の指示・命令・相談・報告・了承などの関与があったの >か、なかったのかである。 > あれば小沢は共犯、なければ秘書の単独犯である。 > > 常識的に考えれば、小沢の事務所は、いかなるワンマン企業よりも激しいトップダウン >の組織で、秘書らは日常奴隷のごとくとまではいわないが、召使いのごとく仕えている組 >織なのだから、小沢が何も知らない間に秘書が勝手に何億円もの資金を動かすなどという >ことがあるはずはない。 > > 今回起きたことは、そのあるはずがないことが起きたと、小沢も秘書も口裏を合わせ、 >その口裏合わせを検察は突き破れなかったということなのだろう。 > >■検察は思いこみを捨てろ > > だが、それは「これこれのことを小沢先生から命令されてやりました」というような秘 >書の百%の自白調書でガチガチに固めないと、立件できない(そこまでやらないと裁判で >負ける)という従来の検察の固定観念がそう思わせているのである。 > > その思いこみを捨てて、このようなケースでは、まず事務所の日常の金の動きと日常の >小沢と秘書の関係を一般的に立証した上で、あとは間接証拠の積み重ねで、他の可能性( >秘書の横領、泥棒など)をひとつひとつつぶしていけば小沢の関与は自然に浮かびあがっ >てくるはずだから、それで充分と発想を転換していけばいいのである。 > > あとは裁判官の常識的な当り前の判断力にことをゆだねてしまえばよいのである。本来 >裁判とはそういうものだと考えればよいのである。 > > ガチガチの自白証拠で二百%固めなければこういうケースは立件できないなどと思うか >らつい自白を求めて無理な取り調べをすることになる。そして、検察憎しの立場に立つ一 >部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実 >無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通 >う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。 > >■筋の通らない小沢の弁明 > > 私にいわせれば、もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はす >でに持っているはずである。 > あとはガチガチの自白証拠がないと立証に充分でないという固定観念を捨てて、早く法 >廷での立証合戦に持ち込むことだ。法廷での勝負に持ち込み、腕ききの立ち会い検事にす >でに集めた証拠の数々を存分に使った立証をやらせれば、小沢有罪に持ち込むことは苦も >ないことだと私は思う。 > > だいたい誰がどう考えたって、小沢の弁明は筋が通っていない。小沢の関与・了解なし >に、四億円もの虚偽記載が小沢事務所で秘書の独断で行われるわけがない。法廷での立証 >は、通常の判断力を持った通常人(裁判官)を充分納得させられればいいのであって、そ >うむずかしいことではない。 > > すでに、各種の世論調査で、小沢の弁明をそのまま信じている人などほとんどいないと >いう事実の中に、裁判になったらどっちが勝つかがすでにあらわれているといってよいの >である。こういう状況の中で、伝えられているように、検察はすでに小沢不起訴の腹を決 >めたというのがホントなら、それは検察が石橋を金づちやハンマーで叩きに叩き、ついに >はショベルカーまでもってきてガンガン叩いた上で、結局渡るのをやめてしまったという >くらいの度胸なしの決断をしたことになる。 > >■腕力ではなく頭の勝負 > > 思い出すのは、ロッキード裁判の立ち会い検事だった堀田力検事である。あの人は、法 >廷ドラマの検事役のような芝居がかったところは全くない人で、それこそ淡々というほか >ないような、静かに立証を詰めていくだけの人だった。しかし、しばらく時間が経過して >振り返ってみると、実に見事に弁護側の逃げ道をふさいでおり、いつのまにか詰め将棋と >同じように弁護側は雪隠詰めになっているのだった。ときどきチラリチラリとはさんでい >く「あなた、その段ボールをどこかでちがう段ボールとすりかえてしまったとか、そうい >うことはなかったですか」などといった、一見バカげた質問が、あとからみんなきいてく >るのだった。それを見ながらいつも「ああ、法廷立証というのは、数学みたいだ」と思っ >た。いかなる推理小説よりも面白いと思った。 > > いまの検察首脳にそういう頭の勝負ができる検事がいれば、「ガチガチの自白調書をち >ゃんと集めて来い」というような腕力勝負を挑まず、とっくに立件に踏み切って法廷勝負 >にもちこんでいたはずである。そして、すでに法廷で何度も尋問で小沢をキリキリ舞いさ >せ、誰の目にも小沢の敗北が明きらかになるという名場面を演出できていたはずである。 > > ロッキード裁判は、そういう名場面が幾つも幾つも連続して出てきたからこそ、文句な >しの検察側勝利に終ったのである。 > >■出発点となった「週刊現代」の記事 > > 小沢裁判だってそういうことは充分可能なはずだ。たとえば、一部の人にはよく知られ >ている「確認書」の一件である。 > > 二〇〇七年二月二〇日、小沢は自ら記者を呼び集めて、不思議な「確認書」なるものを >公開した。これは、「政治家小沢一郎」と「陸山会の代表者としての小沢一郎」の間にと >りかわされたというおかしな「確認書」で、政治家小沢一郎は、陸山会所有の一連の不動 >産に対して、いかなる権利も保有していないことを、陸山会代表小沢一郎との間で確認す >るという内容になっていた。どういうことかというと、政治家小沢一郎は一連の不動産( >いま問題の世田谷の土地から、都心部のマンションなど一時は合計一一件、一〇億円超の >物件。現在は六件)の名義人になっているが、これは政治資金団体陸山会は法律的に「権 >利能力無き社団」であるため不動産の登記ができないので、その代表者の小沢一郎個人が >個人名で登記しているというだけのことであって、政治家小沢一郎が登記したからといっ >て、「政治家小沢一郎はこの物件に対して何の権利ももっていないことを確認する」とし >た「確認書」なのだった。 > > なぜこのような奇怪な「確認書」が出されたのかというと、二〇〇六年五月に、「週刊 >現代」(六月三日号)にジャーナリストの長谷川学氏が、「民主党代表小沢一郎の“隠し >資産”を暴く」という記事を書き、小沢がとてつもない一群の不動産物件をあちこちに隠 >し持っているという事実を詳細にあげたことに怒り狂い、長谷川氏と発行元の講談社を名 >誉毀損で訴えるという事件が起きたからだ――考えてみると、今回の事件は結局、この暴 >露記事から出発しているのだ。 > >■偽造された「確認書」 > > >小沢の署名が二つ並ぶ「確認書」 > この記事は、これら不動産は陸山会のものということになっているが、真実は小沢個人 >の隠し資産ではないのかと追及していた。それに対して、小沢が、いやそれら不動産はあ >くまで政治団体陸山会のもので、小沢個人とは関係ないのだということを示そうとして、 >この「確認書」を得意気に記者たちに示したのだった。 > > そして、名誉毀損の訴訟では、この「確認書」を問題不動産が政治家小沢とは無関係で >あることを示す証拠物件として、東京地裁に提出したのだった。 > > ここでいっておけば、このような証拠にはしかるべき証拠力がないとして裁判所の取る >ところとはならず、この名誉毀損裁判では、講談社側が勝訴、小沢側が敗訴している。 > さて、ここで私がいいたいのは、今回の事件の捜査過程でこの「確認書」が、小沢側が >偽造したものであることが明らかとなってしまったということである。 > > 最近発行された「文藝春秋」二月号に載った小沢の石川秘書の地元秘書をしていた金沢 >敬氏の告発(「消えた五箱の段ボール」田村建雄著)によれば、昨年三月三日の小沢の秘 >書大久保隆規が逮捕されたときに、北海道から急ぎ上京して、大久保逮捕後の一連の証拠 >隠滅工作にまきこまれた経緯を次のように語っている。 > >「(石川は)『パソコンをどうするかも地検が来る前にみんなで話し合ったけど、さすが >に今時パソコンがない事務所はおかしいので、残しておいた』などとも言っていました」 > > このとき彼らが事務所に残してしまったコンピュータが検察に押収され、そのハードデ >ィスクの中身を解析していったところ、このコンピュータで例の「確認書」が作られたと >いうことがバレてしまったのである。 > > そして驚くことには、その「確認書」の製作年月日が、実は問題の記者会見の直前であ >ることがわかってしまったのである。 > > さてここで注目していただきたいのは、上の「確認書」の小沢の署名部分である。ごら >んの通り、もっともらしいものに見せるために、小沢は政治家個人の小沢一郎と陸山会代 >表小沢一郎を区別するために、印鑑を押している。 > これは裁判所に提出した証拠物件の偽造であるから、法治国家の根幹をなす重大問題で >ある。 > >■予算があがった当日に逮捕された金丸 > > 昨日の小沢不起訴のニュースで、街の声を拾うと、釈然としない人々の顔が目立った。 >小沢にかけられた疑惑は何も解明されていないのに、小沢が早々と不起訴になってしまう >のか、という感じの不満顔でいっぱいだった。それを見て、これは金丸信の佐川急便事件 >のときの黄色ペンキ事件寸前だなと思った。 > > それはそうだろう。誰が見たって、小沢不起訴はおかしいのである。もし、本当に、こ >れが「これで小沢は真っ白です」の不起訴なら、私だって、黄色いペンキを投げに行きた >い。 > > だけど皆さん早まってはいけない。これは「小沢真っ白」の不起訴ではない。検察はや >ろうと思えばあとを法廷勝負に賭けて、すぐにでも小沢を逮捕できるような材料をいろい >ろ手持ちしていながら、それをいま行使しないだけなのだ。法廷勝負に賭けたりせず百% >の勝利を確信できるところまで一件を仕上げるための時間稼ぎ戦略に転じたというにすぎ >ない。 > > なぜか。 > 消息通が解説してくれた。 >「検察が政治家を捕まえる場合、検察は政治を混乱させることをきらいますから、時機を >充分に見はからいます。 > 基本的に国会の開会中は逮捕許諾請求が必要になることもあるし、政治的混乱が避けら >れないからなるべく避ける。 > 検察が特にきらうのは、予算審議を混乱させることです。だから、これまでもいくつも >例がありますが、予算がかかっている場合は、予算があがるのを待ってからやるのが普通 >です」 > そうなのである。 > 金丸逮捕にしてもそうで、予算があがったら、その日にやられた。 > >■幹事長辞任か議員辞職か > > いまから予言してもよいが、小沢はもう終りなのである。小沢が不起訴で枕を高くして >寝られるようになったと思ったら大間違いである。 > 逆にこれから一歩一歩逮捕の日に向けて詰めの動きが着実にはじまったのである。 > それが水谷建設の一件でくるか、税金の問題でくるか、あるいは政党交付金の問題でく >るか入り口はまだ定かでないし、多分幾つかの「合わせ技」でくるのだろうがどれとどれ >を合わせてくるかなど、まだまだ定かでない点が多い。逮捕の日も予算があがる日か、別 >の重要法案があがるのを待つのか、あるいは別の重要政治スケジュールがあがるのを待つ >のか、その辺もまだわからない。しかし、事件は、金丸事件になぞらえていえば、「黄色 >いペンキ事件の日」から「突然の金丸逮捕の日」の間の「いつ何が起こるかわからない危 >険地帯」に入ったのである。 > > そして、小沢にもそれがわかっているのだろうから、そして小沢もバカではないから、 >おそらく予算があがる直前など、いよいよヤバイことがわかった時点で、あるいは自分の >マイナスイメージが民主党支持率をどんどん下げだすのが明きらかになるなどの時点で、 >小沢は幹事長を辞任するだろう。 > > あるいはさらに議員まで辞職して、それを代償に逮捕だけはまぬがれさせてくださいと >いうような、検察の慈悲を乞うための検察との駆け引きに出るだろう。 > 民主党の政治家の方々はそのときをにらんで、いまから身の処し方を考えておくことだ >。 > これからすべての政治家が一瞬たりとも気が抜けない、そしてすべての政治家がその政 >治家としての器の大きさを問われる日が間もなく連続してやってくる。 > >(文中一部敬称略) > > >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > > >スフィンクス真知子さんは No.12580「立花隆に反論しよう。」で書きました。{#12580} > >> >>立花隆が今回の小沢事件に関しバカな事を書いているけど、徹底的に反論してみたいわね >>。 >> >>この板の一方の論客として「流れ者」というのがいたけど、残念な事に、彼は正々堂々と >>論を展開できず、告発人や私に対して、詭弁でしか反論できないという状況だから、ここ >>は、立花隆に登場してもらって、それを、いちいち反論して行きたいと考えます。 >> >>まずは立花隆の主張は次のとおりです。 >> >> ↓ >>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >> >> >>立花隆が緊急寄稿(1) >> >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >> >>立花隆 >>小沢は生きのびられるのか? >> >>小沢は基本的に終わった! あと一日、二日は生きのびるかもしれないが、小沢の政治生 >>命はすでに終っている、と私は思っている。 >> >>一月三十一日、小沢は検察から二度目の事情聴取を受けた。それも三時間余にわたる長時 >>間の事情聴取である。二度目というのも異例だが、それが三時間余にわたったというのも >>異例である。 >> >>とりあえずの記者会見で、小沢は何でもなかったかのようなコメントをしたが、もちろん >>小沢は事態がどれほど深刻かがよくわかっている。 >> >>だからこそあわてて記者会見で、もし自分に刑事責任を問われた場合には、どうするこう >>するという自分の進退問題にまで言及したのである。二度目、三時間余の事情聴取(とは >>いっても、一回目から被疑者調書を取られているから、むしろ取り調べといったほうがよ >>い)の中で、自分が刑事責任を問われつつあるという感触を得たからこそ、小沢はこんな >>言及をしたのだ。明後日、秘書処分にともなって小沢が政治責任を取らざるをえない形で >>の小沢処分があると見てまちがいあるまい。 >> >>はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切る >>のは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなけれ >>ば、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二 >>度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。 >> >>■庶民の怒りが「法的妥当性」をただす >> >>もちろん、嫌疑の筋がただの形式犯にしか問えないような(たとえば交通規則違反とか軽 >>犯罪法違反)事例であればそこまではやらない。今回小沢が問われている事例は、そのよ >>うなケースではない。 >> >>政治資金規正法違反は、形式犯ではない。いまや、かつての贈収賄罪と同じような、政治 >>とカネの問題にかかわる中心的な犯罪になっている。政治資金規正法違反の性格をそのよ >>うなものに変えたのは小沢一郎その人である。 >> >>金丸信の事件までは、政治資金規正法違反は社会的にも実質的にもそのような(秘書に押 >>しつければすますことができる)形式犯罪とみられていた。 >> >>1 2 3 >> >>立花隆が緊急寄稿(1) >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >>立花隆 >> >>しかし、それをそのような形式犯罪と見たが故に、検察は金丸を略式起訴罰金二十万円で >>おさめようとして、それに怒った一庶民が黄色いペンキを検察庁の看板に投げつけるとこ >>ろがテレビ画面に映し出されたところからすべてが変った。そんなバカな形式処分でこと >>をおさめてよいのかという庶民の怒りが法的妥当性の議論をただした。 >> >>小沢の政治改革(政治資金改革)は、すべてこの黄色いペンキ事件から出発している。そ >>の基本的発想は、贈収賄事件など、特殊な事犯で政治家の不正なお金の流れを取り締まる >>ことはむずかしいから、むしろ、政治家のお金の流れ一般の透明性を高めれば自然に不正 >>なお金の流れも消えるだろうということで政治資金規正法中心に取り締まりの流れを変え >>たのである。といっても取り締まりラインをあまり低く設定すると、違反事例が多くなり >>すぎて事務処理に困る。結局、国会議員クラスをやる場合は、違反金額が一億円を超える >>ケースというのが、ここ数年の事案でなんとなくできかけていたガイドラインだった。 >> >>■角栄・金丸に並ぶ事件 >> >>そのガイドラインからみて、小沢のケースは、四億円(ないし八億円)であるから、文句 >>なしに大きすぎるほど大きい。小沢の四億円は、田中角栄ロッキード事件の五億円、金丸 >>信の五億円(佐川急便事件)とくらべて金額的に文句なしに同列にならぶ事件なのである >>。 >> >>これが単なる政治資金規正法違反事件にとどまるか、それとも、もっと大きな事件に広が >>るかは、まだよく見えていないが、政治資金規正法違反だけにとどまったとしても、その >>金額の異常な大きさは、それが現金で動かされたという形態の異常さ――四億円のキャッ >>シュは、四十キログラムというとてつもない重さになる――とあいまって、小沢の金銭感 >>覚の異常さをよくあわらしている。 >> >>小沢一郎の金銭感覚の異常さは、彼が政治家の一年生としてこの世界に入ってきた当初か >>ら、田中角栄、金丸信という歴代の政治家の中でも最も金銭感覚の異常な超権力者たちの >>側近の政治家として育ってきたというキャリアのしからしめるところが大だったのかもし >>れない。小沢のもう一つの異常さは、その不動産への執着ぶりで、日常、走っている車の >>中から、なにかいい売り物件を目にすると、すぐに、それがいくらか、どのような条件か >>を調べさせるというエピソードによくあらわれているが、実はそのような性癖は田中角栄 >>も持っていたことが、よく知られている。 >> >>1 2 3 >> >>花隆が緊急寄稿(1) >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >>立花隆 >> >>おそらく、小沢は田中角栄に付き従って歩いているうちに、その性癖を自然に学び取って >>しまったのかもしれない。そのような不動産を入手しては、秘書の住居として利用させた >>りしていたというあたりも、田中角栄の不動産利用法とそっくりである。また田中角栄の >>場合、それら不動産をペーパー・カンパニー(ユーレイ企業)名義として所有し、それら >>ユーレイ企業が幾つもあったことで知られているが、小沢の場合は、ユーレイ企業の代り >>に陸山会などの政治資金団体名義にしていたわけで、カタチこそちがえ、構造的には、田 >>中角栄がやっていたこととそっくりである。ここにおいても師匠ゆずりの手法が習い性と >>なっていたといえるのではあるまいか。 >> >>■古い日本型政治と訣別を >> >>小沢は終るが、これで民主党が終るわけではない。もちろん自民党が復活するわけではな >>い。前回選挙で獲得した民主党の議席をここで捨てなければいけないというわけではない >>。今回の不祥事は小沢一郎という異常な性癖を持った政治家個人の不祥事であって、民主 >>党という政党の不祥事ではないから、この際、責任は小沢に押しつけて、民主党政権は維 >>持しつづけてよい。今回の小沢の不祥事は、むしろ小沢の中の自民党的体質部分がしから >>しめたものといってもよいのだから、この際、日本の政界は、小沢に日本の政治の古い体 >>質を全部押しつける形でその責任をとらせ、むしろ事件の再発防止にエネルギーを注ぎ、 >>ここで抜本的に日本型政治の古い体質に抜きがたく存続してきた政治資金問題の最終解決 >>をはかれるのがよいと思う。 >> >>最終解決はそれほどむずかしい問題ではない。それは要するに、すべての政治資金の収入 >>も、支出も各議員一定の銀行口座経由のみとすることにすればいい。そうすれば政治資金 >>の流れは完全に透明になり、何か問題が起れば、その流れをすぐトレースできるから、今 >>回のような問題はそもそも起きないし、起きても、ああでもないこうでもないの無駄な議 >>論をいっさいなしにできる。 >> >>こういうときだからこそ、これを一挙にやってしまえば、それこそ百年も待たずに一挙に >>河清が得られること必定である。 >> >>小沢、小沢で騒ぐのはもういいかげんでヤメにして、日本の政治をよりよくするために、 >>小沢の終りをいかに利用するか、という方向に発想の転換をはかるべきではないか。 >> >>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のところ以上です。 > |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月10日2時2分 (#12658) |
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| (記事番号 #12581へのコメント) 第二章では、秘書が3人も逮捕されて、虚偽記載を認めているのだから 有罪を立証できるし、検察が不起訴にしたのは、彼らが立件に慎重すぎるからだというも のです。 そして立花はわたしがその(一)で指摘したように、検察への買いかぶりがあって、 「もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はす でに持っているはずである。」などと、検察を慰め、少々乱暴でもいいから起訴 してしまえ、と検察の尻を叩いているわ。 立花という人は、もう少し、事件の事実関係を調査して、根拠を挙げて、実証的に 論を展開する人だと思っていたけど、何というか、まったく事実関係を検証しないのだか らあきれていますわ。耄碌爺さんになってしまったのかしら? 立花という人は、この石川さんの「虚偽記載」という事実の中身を何も検証せずに 4億円という金額の大きさに、このような金は必ず不正資金であるという、それこそ 「思い込み」があって、犯罪は間違いなしというおバカな主張をしているだけなんだけど 立花さんも、もうダメね。 わたしも、石川さんが逮捕された時、いったい、この事件は何が問題なの?と この掲示板で2度も問いかけたけど、イメージ先行で、お金の流れのどこが 問題なのか、そしてそれは、本当に犯罪なのかと考えてみたけど、単なる 立替払いであって、わたしも通常よく行っている経理操作だし、どうにも 馬鹿馬鹿しい話にしか思えなかった。 検察もマスコミも、暴走してしまったのは、小沢さんが4億円などという金を持っている わけがないという思い込みから、じゃないかしら。 立花隆も全く同様ね。 第二章はそういうわけで、反論するには、あまりにも立花隆の論が 根拠がなくて、拍子抜けだわ。 でも、立花の主張で、本論とは別に、批判すべきところがあるから、 別スレで批判することにするわ。 > >立花隆が緊急寄稿(2) > >「小沢不起訴」の先を読む >立花隆 > > > 小沢不起訴で小沢は助かるのか? とんでもない。不起訴があまりにも不当であるがゆ >えに、小沢はむしろ大転落への道を大きく踏み出してしまったのだ。 > 問題点ははっきりしている。小沢の三人の秘書は虚偽記載を認めている。彼らの有罪は >確定しているといっていい(池田秘書のみ未確定らしいが)。ポイントはその虚偽記載は >秘書が勝手にやったことで、小沢の指示・命令・相談・報告・了承などの関与があったの >か、なかったのかである。 > あれば小沢は共犯、なければ秘書の単独犯である。 > > 常識的に考えれば、小沢の事務所は、いかなるワンマン企業よりも激しいトップダウン >の組織で、秘書らは日常奴隷のごとくとまではいわないが、召使いのごとく仕えている組 >織なのだから、小沢が何も知らない間に秘書が勝手に何億円もの資金を動かすなどという >ことがあるはずはない。 > > 今回起きたことは、そのあるはずがないことが起きたと、小沢も秘書も口裏を合わせ、 >その口裏合わせを検察は突き破れなかったということなのだろう。 > >■検察は思いこみを捨てろ > > だが、それは「これこれのことを小沢先生から命令されてやりました」というような秘 >書の百%の自白調書でガチガチに固めないと、立件できない(そこまでやらないと裁判で >負ける)という従来の検察の固定観念がそう思わせているのである。 > > その思いこみを捨てて、このようなケースでは、まず事務所の日常の金の動きと日常の >小沢と秘書の関係を一般的に立証した上で、あとは間接証拠の積み重ねで、他の可能性( >秘書の横領、泥棒など)をひとつひとつつぶしていけば小沢の関与は自然に浮かびあがっ >てくるはずだから、それで充分と発想を転換していけばいいのである。 > > あとは裁判官の常識的な当り前の判断力にことをゆだねてしまえばよいのである。本来 >裁判とはそういうものだと考えればよいのである。 > > ガチガチの自白証拠で二百%固めなければこういうケースは立件できないなどと思うか >らつい自白を求めて無理な取り調べをすることになる。そして、検察憎しの立場に立つ一 >部マスコミにバカバカしい批判――たとえば、つい最近起きたと伝えられる(検察は事実 >無根と抗議)、子供を持つ石川の女性秘書を一〇時間も無理な取り調べをして保育園に通 >う子供を迎えにいけなくしたなど――を許してしまうことになる。 > >■筋の通らない小沢の弁明 > > 私にいわせれば、もう小沢関与の立証に充分すぎるほど充分な間接証拠の山を検察はす >でに持っているはずである。 > あとはガチガチの自白証拠がないと立証に充分でないという固定観念を捨てて、早く法 >廷での立証合戦に持ち込むことだ。法廷での勝負に持ち込み、腕ききの立ち会い検事にす >でに集めた証拠の数々を存分に使った立証をやらせれば、小沢有罪に持ち込むことは苦も >ないことだと私は思う。 > > だいたい誰がどう考えたって、小沢の弁明は筋が通っていない。小沢の関与・了解なし >に、四億円もの虚偽記載が小沢事務所で秘書の独断で行われるわけがない。法廷での立証 >は、通常の判断力を持った通常人(裁判官)を充分納得させられればいいのであって、そ >うむずかしいことではない。 > > すでに、各種の世論調査で、小沢の弁明をそのまま信じている人などほとんどいないと >いう事実の中に、裁判になったらどっちが勝つかがすでにあらわれているといってよいの >である。こういう状況の中で、伝えられているように、検察はすでに小沢不起訴の腹を決 >めたというのがホントなら、それは検察が石橋を金づちやハンマーで叩きに叩き、ついに >はショベルカーまでもってきてガンガン叩いた上で、結局渡るのをやめてしまったという >くらいの度胸なしの決断をしたことになる。 > >■腕力ではなく頭の勝負 > > 思い出すのは、ロッキード裁判の立ち会い検事だった堀田力検事である。あの人は、法 >廷ドラマの検事役のような芝居がかったところは全くない人で、それこそ淡々というほか >ないような、静かに立証を詰めていくだけの人だった。しかし、しばらく時間が経過して >振り返ってみると、実に見事に弁護側の逃げ道をふさいでおり、いつのまにか詰め将棋と >同じように弁護側は雪隠詰めになっているのだった。ときどきチラリチラリとはさんでい >く「あなた、その段ボールをどこかでちがう段ボールとすりかえてしまったとか、そうい >うことはなかったですか」などといった、一見バカげた質問が、あとからみんなきいてく >るのだった。それを見ながらいつも「ああ、法廷立証というのは、数学みたいだ」と思っ >た。いかなる推理小説よりも面白いと思った。 > > いまの検察首脳にそういう頭の勝負ができる検事がいれば、「ガチガチの自白調書をち >ゃんと集めて来い」というような腕力勝負を挑まず、とっくに立件に踏み切って法廷勝負 >にもちこんでいたはずである。そして、すでに法廷で何度も尋問で小沢をキリキリ舞いさ >せ、誰の目にも小沢の敗北が明きらかになるという名場面を演出できていたはずである。 > > ロッキード裁判は、そういう名場面が幾つも幾つも連続して出てきたからこそ、文句な >しの検察側勝利に終ったのである。 > >■出発点となった「週刊現代」の記事 > > 小沢裁判だってそういうことは充分可能なはずだ。たとえば、一部の人にはよく知られ >ている「確認書」の一件である。 > > 二〇〇七年二月二〇日、小沢は自ら記者を呼び集めて、不思議な「確認書」なるものを >公開した。これは、「政治家小沢一郎」と「陸山会の代表者としての小沢一郎」の間にと >りかわされたというおかしな「確認書」で、政治家小沢一郎は、陸山会所有の一連の不動 >産に対して、いかなる権利も保有していないことを、陸山会代表小沢一郎との間で確認す >るという内容になっていた。どういうことかというと、政治家小沢一郎は一連の不動産( >いま問題の世田谷の土地から、都心部のマンションなど一時は合計一一件、一〇億円超の >物件。現在は六件)の名義人になっているが、これは政治資金団体陸山会は法律的に「権 >利能力無き社団」であるため不動産の登記ができないので、その代表者の小沢一郎個人が >個人名で登記しているというだけのことであって、政治家小沢一郎が登記したからといっ >て、「政治家小沢一郎はこの物件に対して何の権利ももっていないことを確認する」とし >た「確認書」なのだった。 > > なぜこのような奇怪な「確認書」が出されたのかというと、二〇〇六年五月に、「週刊 >現代」(六月三日号)にジャーナリストの長谷川学氏が、「民主党代表小沢一郎の“隠し >資産”を暴く」という記事を書き、小沢がとてつもない一群の不動産物件をあちこちに隠 >し持っているという事実を詳細にあげたことに怒り狂い、長谷川氏と発行元の講談社を名 >誉毀損で訴えるという事件が起きたからだ――考えてみると、今回の事件は結局、この暴 >露記事から出発しているのだ。 > >■偽造された「確認書」 > > >小沢の署名が二つ並ぶ「確認書」 > この記事は、これら不動産は陸山会のものということになっているが、真実は小沢個人 >の隠し資産ではないのかと追及していた。それに対して、小沢が、いやそれら不動産はあ >くまで政治団体陸山会のもので、小沢個人とは関係ないのだということを示そうとして、 >この「確認書」を得意気に記者たちに示したのだった。 > > そして、名誉毀損の訴訟では、この「確認書」を問題不動産が政治家小沢とは無関係で >あることを示す証拠物件として、東京地裁に提出したのだった。 > > ここでいっておけば、このような証拠にはしかるべき証拠力がないとして裁判所の取る >ところとはならず、この名誉毀損裁判では、講談社側が勝訴、小沢側が敗訴している。 > さて、ここで私がいいたいのは、今回の事件の捜査過程でこの「確認書」が、小沢側が >偽造したものであることが明らかとなってしまったということである。 > > 最近発行された「文藝春秋」二月号に載った小沢の石川秘書の地元秘書をしていた金沢 >敬氏の告発(「消えた五箱の段ボール」田村建雄著)によれば、昨年三月三日の小沢の秘 >書大久保隆規が逮捕されたときに、北海道から急ぎ上京して、大久保逮捕後の一連の証拠 >隠滅工作にまきこまれた経緯を次のように語っている。 > >「(石川は)『パソコンをどうするかも地検が来る前にみんなで話し合ったけど、さすが >に今時パソコンがない事務所はおかしいので、残しておいた』などとも言っていました」 > > このとき彼らが事務所に残してしまったコンピュータが検察に押収され、そのハードデ >ィスクの中身を解析していったところ、このコンピュータで例の「確認書」が作られたと >いうことがバレてしまったのである。 > > そして驚くことには、その「確認書」の製作年月日が、実は問題の記者会見の直前であ >ることがわかってしまったのである。 > > さてここで注目していただきたいのは、上の「確認書」の小沢の署名部分である。ごら >んの通り、もっともらしいものに見せるために、小沢は政治家個人の小沢一郎と陸山会代 >表小沢一郎を区別するために、印鑑を押している。 > これは裁判所に提出した証拠物件の偽造であるから、法治国家の根幹をなす重大問題で >ある。 > >■予算があがった当日に逮捕された金丸 > > 昨日の小沢不起訴のニュースで、街の声を拾うと、釈然としない人々の顔が目立った。 >小沢にかけられた疑惑は何も解明されていないのに、小沢が早々と不起訴になってしまう >のか、という感じの不満顔でいっぱいだった。それを見て、これは金丸信の佐川急便事件 >のときの黄色ペンキ事件寸前だなと思った。 > > それはそうだろう。誰が見たって、小沢不起訴はおかしいのである。もし、本当に、こ >れが「これで小沢は真っ白です」の不起訴なら、私だって、黄色いペンキを投げに行きた >い。 > > だけど皆さん早まってはいけない。これは「小沢真っ白」の不起訴ではない。検察はや >ろうと思えばあとを法廷勝負に賭けて、すぐにでも小沢を逮捕できるような材料をいろい >ろ手持ちしていながら、それをいま行使しないだけなのだ。法廷勝負に賭けたりせず百% >の勝利を確信できるところまで一件を仕上げるための時間稼ぎ戦略に転じたというにすぎ >ない。 > > なぜか。 > 消息通が解説してくれた。 >「検察が政治家を捕まえる場合、検察は政治を混乱させることをきらいますから、時機を >充分に見はからいます。 > 基本的に国会の開会中は逮捕許諾請求が必要になることもあるし、政治的混乱が避けら >れないからなるべく避ける。 > 検察が特にきらうのは、予算審議を混乱させることです。だから、これまでもいくつも >例がありますが、予算がかかっている場合は、予算があがるのを待ってからやるのが普通 >です」 > そうなのである。 > 金丸逮捕にしてもそうで、予算があがったら、その日にやられた。 > >■幹事長辞任か議員辞職か > > いまから予言してもよいが、小沢はもう終りなのである。小沢が不起訴で枕を高くして >寝られるようになったと思ったら大間違いである。 > 逆にこれから一歩一歩逮捕の日に向けて詰めの動きが着実にはじまったのである。 > それが水谷建設の一件でくるか、税金の問題でくるか、あるいは政党交付金の問題でく >るか入り口はまだ定かでないし、多分幾つかの「合わせ技」でくるのだろうがどれとどれ >を合わせてくるかなど、まだまだ定かでない点が多い。逮捕の日も予算があがる日か、別 >の重要法案があがるのを待つのか、あるいは別の重要政治スケジュールがあがるのを待つ >のか、その辺もまだわからない。しかし、事件は、金丸事件になぞらえていえば、「黄色 >いペンキ事件の日」から「突然の金丸逮捕の日」の間の「いつ何が起こるかわからない危 >険地帯」に入ったのである。 > > そして、小沢にもそれがわかっているのだろうから、そして小沢もバカではないから、 >おそらく予算があがる直前など、いよいよヤバイことがわかった時点で、あるいは自分の >マイナスイメージが民主党支持率をどんどん下げだすのが明きらかになるなどの時点で、 >小沢は幹事長を辞任するだろう。 > > あるいはさらに議員まで辞職して、それを代償に逮捕だけはまぬがれさせてくださいと >いうような、検察の慈悲を乞うための検察との駆け引きに出るだろう。 > 民主党の政治家の方々はそのときをにらんで、いまから身の処し方を考えておくことだ >。 > これからすべての政治家が一瞬たりとも気が抜けない、そしてすべての政治家がその政 >治家としての器の大きさを問われる日が間もなく連続してやってくる。 > >(文中一部敬称略) > > >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > > >スフィンクス真知子さんは No.12580「立花隆に反論しよう。」で書きました。{#12580} > >> >>立花隆が今回の小沢事件に関しバカな事を書いているけど、徹底的に反論してみたいわね >>。 >> >>この板の一方の論客として「流れ者」というのがいたけど、残念な事に、彼は正々堂々と >>論を展開できず、告発人や私に対して、詭弁でしか反論できないという状況だから、ここ >>は、立花隆に登場してもらって、それを、いちいち反論して行きたいと考えます。 >> >>まずは立花隆の主張は次のとおりです。 >> >> ↓ >>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >> >> >>立花隆が緊急寄稿(1) >> >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >> >>立花隆 >>小沢は生きのびられるのか? >> >>小沢は基本的に終わった! あと一日、二日は生きのびるかもしれないが、小沢の政治生 >>命はすでに終っている、と私は思っている。 >> >>一月三十一日、小沢は検察から二度目の事情聴取を受けた。それも三時間余にわたる長時 >>間の事情聴取である。二度目というのも異例だが、それが三時間余にわたったというのも >>異例である。 >> >>とりあえずの記者会見で、小沢は何でもなかったかのようなコメントをしたが、もちろん >>小沢は事態がどれほど深刻かがよくわかっている。 >> >>だからこそあわてて記者会見で、もし自分に刑事責任を問われた場合には、どうするこう >>するという自分の進退問題にまで言及したのである。二度目、三時間余の事情聴取(とは >>いっても、一回目から被疑者調書を取られているから、むしろ取り調べといったほうがよ >>い)の中で、自分が刑事責任を問われつつあるという感触を得たからこそ、小沢はこんな >>言及をしたのだ。明後日、秘書処分にともなって小沢が政治責任を取らざるをえない形で >>の小沢処分があると見てまちがいあるまい。 >> >>はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切る >>のは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなけれ >>ば、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二 >>度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。 >> >>■庶民の怒りが「法的妥当性」をただす >> >>もちろん、嫌疑の筋がただの形式犯にしか問えないような(たとえば交通規則違反とか軽 >>犯罪法違反)事例であればそこまではやらない。今回小沢が問われている事例は、そのよ >>うなケースではない。 >> >>政治資金規正法違反は、形式犯ではない。いまや、かつての贈収賄罪と同じような、政治 >>とカネの問題にかかわる中心的な犯罪になっている。政治資金規正法違反の性格をそのよ >>うなものに変えたのは小沢一郎その人である。 >> >>金丸信の事件までは、政治資金規正法違反は社会的にも実質的にもそのような(秘書に押 >>しつければすますことができる)形式犯罪とみられていた。 >> >>1 2 3 >> >>立花隆が緊急寄稿(1) >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >>立花隆 >> >>しかし、それをそのような形式犯罪と見たが故に、検察は金丸を略式起訴罰金二十万円で >>おさめようとして、それに怒った一庶民が黄色いペンキを検察庁の看板に投げつけるとこ >>ろがテレビ画面に映し出されたところからすべてが変った。そんなバカな形式処分でこと >>をおさめてよいのかという庶民の怒りが法的妥当性の議論をただした。 >> >>小沢の政治改革(政治資金改革)は、すべてこの黄色いペンキ事件から出発している。そ >>の基本的発想は、贈収賄事件など、特殊な事犯で政治家の不正なお金の流れを取り締まる >>ことはむずかしいから、むしろ、政治家のお金の流れ一般の透明性を高めれば自然に不正 >>なお金の流れも消えるだろうということで政治資金規正法中心に取り締まりの流れを変え >>たのである。といっても取り締まりラインをあまり低く設定すると、違反事例が多くなり >>すぎて事務処理に困る。結局、国会議員クラスをやる場合は、違反金額が一億円を超える >>ケースというのが、ここ数年の事案でなんとなくできかけていたガイドラインだった。 >> >>■角栄・金丸に並ぶ事件 >> >>そのガイドラインからみて、小沢のケースは、四億円(ないし八億円)であるから、文句 >>なしに大きすぎるほど大きい。小沢の四億円は、田中角栄ロッキード事件の五億円、金丸 >>信の五億円(佐川急便事件)とくらべて金額的に文句なしに同列にならぶ事件なのである >>。 >> >>これが単なる政治資金規正法違反事件にとどまるか、それとも、もっと大きな事件に広が >>るかは、まだよく見えていないが、政治資金規正法違反だけにとどまったとしても、その >>金額の異常な大きさは、それが現金で動かされたという形態の異常さ――四億円のキャッ >>シュは、四十キログラムというとてつもない重さになる――とあいまって、小沢の金銭感 >>覚の異常さをよくあわらしている。 >> >>小沢一郎の金銭感覚の異常さは、彼が政治家の一年生としてこの世界に入ってきた当初か >>ら、田中角栄、金丸信という歴代の政治家の中でも最も金銭感覚の異常な超権力者たちの >>側近の政治家として育ってきたというキャリアのしからしめるところが大だったのかもし >>れない。小沢のもう一つの異常さは、その不動産への執着ぶりで、日常、走っている車の >>中から、なにかいい売り物件を目にすると、すぐに、それがいくらか、どのような条件か >>を調べさせるというエピソードによくあらわれているが、実はそのような性癖は田中角栄 >>も持っていたことが、よく知られている。 >> >>1 2 3 >> >>花隆が緊急寄稿(1) >>異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >>立花隆 >> >>おそらく、小沢は田中角栄に付き従って歩いているうちに、その性癖を自然に学び取って >>しまったのかもしれない。そのような不動産を入手しては、秘書の住居として利用させた >>りしていたというあたりも、田中角栄の不動産利用法とそっくりである。また田中角栄の >>場合、それら不動産をペーパー・カンパニー(ユーレイ企業)名義として所有し、それら >>ユーレイ企業が幾つもあったことで知られているが、小沢の場合は、ユーレイ企業の代り >>に陸山会などの政治資金団体名義にしていたわけで、カタチこそちがえ、構造的には、田 >>中角栄がやっていたこととそっくりである。ここにおいても師匠ゆずりの手法が習い性と >>なっていたといえるのではあるまいか。 >> >>■古い日本型政治と訣別を >> >>小沢は終るが、これで民主党が終るわけではない。もちろん自民党が復活するわけではな >>い。前回選挙で獲得した民主党の議席をここで捨てなければいけないというわけではない >>。今回の不祥事は小沢一郎という異常な性癖を持った政治家個人の不祥事であって、民主 >>党という政党の不祥事ではないから、この際、責任は小沢に押しつけて、民主党政権は維 >>持しつづけてよい。今回の小沢の不祥事は、むしろ小沢の中の自民党的体質部分がしから >>しめたものといってもよいのだから、この際、日本の政界は、小沢に日本の政治の古い体 >>質を全部押しつける形でその責任をとらせ、むしろ事件の再発防止にエネルギーを注ぎ、 >>ここで抜本的に日本型政治の古い体質に抜きがたく存続してきた政治資金問題の最終解決 >>をはかれるのがよいと思う。 >> >>最終解決はそれほどむずかしい問題ではない。それは要するに、すべての政治資金の収入 >>も、支出も各議員一定の銀行口座経由のみとすることにすればいい。そうすれば政治資金 >>の流れは完全に透明になり、何か問題が起れば、その流れをすぐトレースできるから、今 >>回のような問題はそもそも起きないし、起きても、ああでもないこうでもないの無駄な議 >>論をいっさいなしにできる。 >> >>こういうときだからこそ、これを一挙にやってしまえば、それこそ百年も待たずに一挙に >>河清が得られること必定である。 >> >>小沢、小沢で騒ぐのはもういいかげんでヤメにして、日本の政治をよりよくするために、 >>小沢の終りをいかに利用するか、という方向に発想の転換をはかるべきではないか。 >> >>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のところ以上です。 > |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月9日9時41分 (#12601) |
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| (記事番号 #12580へのコメント) この章での論旨は 1.小沢さんの政治生命は終わりということだわ。 で、その理由を挙げているわけね。 理由@検察が二度目の事情聴取をしたこと 理由A検察が3人も一挙に逮捕したこと 理由B嫌疑は単なる形式犯ではなく贈収賄であること 理由C金額が4億円と大きい 理由D不動産ビジネスに係わることが小沢さんの性癖である この章での立花の論はこれが書かれた時点は小沢さんの処分が決定する 数日前だから、これは立花隆の予想であり、現時点から、それに 反論するのは簡単なんだけど、予想とその予想をなした立花の論理 が間違っていたわけで、その立花の考え方を批判してみたい。 現時点からいえば、検察が小沢さんに二度の事情聴取と3人もの 逮捕者を出している事は、検察の自信の表れではなくて、検察の 焦りの表れであったことは間違いがないわ。 立花の考え方の悪いところは、検察という権力組織を買いかぶりすぎる ことだわ。日本の公安と対峙した経験のある人から見ると、その公安 が実はとんでもないおバカさんなのか、あるいは、バカを承知で そんな子供だましをやっているのか、いやいや、実はこれが日本の公安検察 公安警察の限界なんだと理解しなければならないことは、たくさんあることを 認識すべきなんだわ。 4億円という金額が大きいというだけで、贈収賄に直結する論理は、 それは立花の金銭感覚の問題であって、贈収賄が事実であるかどうかとは 無関係ね。こういう金にまつわる問題を取り上げて、その人を葬る やり方は、日本人には理解しやすいわけだけど、それは立花を始めとして 東大を頂点とする日本の教育体系が優秀な官僚を育てることにある という価値観と無縁ではないわ。 その点は、幕末の志士のなかで、坂本竜馬がその出身が商家ということもあり、 日本初の会社を起業し、武器の輸入とか、あの時代に武士が商いをするという 感覚がとんでもない感覚であったことを考えれば、面白いわね。 別に政治家が不動産ビジネスをやろうが、それが何が悪いのと言いたいわ。 スフィンクス真知子さんは No.12580「立花隆に反論しよう。」で書きました。{#12580} > >立花隆が今回の小沢事件に関しバカな事を書いているけど、徹底的に反論してみたいわね >。 > >この板の一方の論客として「流れ者」というのがいたけど、残念な事に、彼は正々堂々と >論を展開できず、告発人や私に対して、詭弁でしか反論できないという状況だから、ここ >は、立花隆に登場してもらって、それを、いちいち反論して行きたいと考えます。 > >まずは立花隆の主張は次のとおりです。 > > ↓ >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ > > >立花隆が緊急寄稿(1) > >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 > >立花隆 >小沢は生きのびられるのか? > >小沢は基本的に終わった! あと一日、二日は生きのびるかもしれないが、小沢の政治生 >命はすでに終っている、と私は思っている。 > >一月三十一日、小沢は検察から二度目の事情聴取を受けた。それも三時間余にわたる長時 >間の事情聴取である。二度目というのも異例だが、それが三時間余にわたったというのも >異例である。 > >とりあえずの記者会見で、小沢は何でもなかったかのようなコメントをしたが、もちろん >小沢は事態がどれほど深刻かがよくわかっている。 > >だからこそあわてて記者会見で、もし自分に刑事責任を問われた場合には、どうするこう >するという自分の進退問題にまで言及したのである。二度目、三時間余の事情聴取(とは >いっても、一回目から被疑者調書を取られているから、むしろ取り調べといったほうがよ >い)の中で、自分が刑事責任を問われつつあるという感触を得たからこそ、小沢はこんな >言及をしたのだ。明後日、秘書処分にともなって小沢が政治責任を取らざるをえない形で >の小沢処分があると見てまちがいあるまい。 > >はっきりいって、小沢はもう終りと見てよいだろう。検察が二度目の事情聴取に踏み切る >のは異例のことである。検察が目算なしに有力政治家の事情聴取に踏み切ることもなけれ >ば、秘書の逮捕(それも前元あわせ一挙に三人もの)に踏み切ることもない。ましてや二 >度目の本人事情聴取に踏み切ることはない。 > >■庶民の怒りが「法的妥当性」をただす > >もちろん、嫌疑の筋がただの形式犯にしか問えないような(たとえば交通規則違反とか軽 >犯罪法違反)事例であればそこまではやらない。今回小沢が問われている事例は、そのよ >うなケースではない。 > >政治資金規正法違反は、形式犯ではない。いまや、かつての贈収賄罪と同じような、政治 >とカネの問題にかかわる中心的な犯罪になっている。政治資金規正法違反の性格をそのよ >うなものに変えたのは小沢一郎その人である。 > >金丸信の事件までは、政治資金規正法違反は社会的にも実質的にもそのような(秘書に押 >しつければすますことができる)形式犯罪とみられていた。 > >1 2 3 > >立花隆が緊急寄稿(1) >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >立花隆 > >しかし、それをそのような形式犯罪と見たが故に、検察は金丸を略式起訴罰金二十万円で >おさめようとして、それに怒った一庶民が黄色いペンキを検察庁の看板に投げつけるとこ >ろがテレビ画面に映し出されたところからすべてが変った。そんなバカな形式処分でこと >をおさめてよいのかという庶民の怒りが法的妥当性の議論をただした。 > >小沢の政治改革(政治資金改革)は、すべてこの黄色いペンキ事件から出発している。そ >の基本的発想は、贈収賄事件など、特殊な事犯で政治家の不正なお金の流れを取り締まる >ことはむずかしいから、むしろ、政治家のお金の流れ一般の透明性を高めれば自然に不正 >なお金の流れも消えるだろうということで政治資金規正法中心に取り締まりの流れを変え >たのである。といっても取り締まりラインをあまり低く設定すると、違反事例が多くなり >すぎて事務処理に困る。結局、国会議員クラスをやる場合は、違反金額が一億円を超える >ケースというのが、ここ数年の事案でなんとなくできかけていたガイドラインだった。 > >■角栄・金丸に並ぶ事件 > >そのガイドラインからみて、小沢のケースは、四億円(ないし八億円)であるから、文句 >なしに大きすぎるほど大きい。小沢の四億円は、田中角栄ロッキード事件の五億円、金丸 >信の五億円(佐川急便事件)とくらべて金額的に文句なしに同列にならぶ事件なのである >。 > >これが単なる政治資金規正法違反事件にとどまるか、それとも、もっと大きな事件に広が >るかは、まだよく見えていないが、政治資金規正法違反だけにとどまったとしても、その >金額の異常な大きさは、それが現金で動かされたという形態の異常さ――四億円のキャッ >シュは、四十キログラムというとてつもない重さになる――とあいまって、小沢の金銭感 >覚の異常さをよくあわらしている。 > >小沢一郎の金銭感覚の異常さは、彼が政治家の一年生としてこの世界に入ってきた当初か >ら、田中角栄、金丸信という歴代の政治家の中でも最も金銭感覚の異常な超権力者たちの >側近の政治家として育ってきたというキャリアのしからしめるところが大だったのかもし >れない。小沢のもう一つの異常さは、その不動産への執着ぶりで、日常、走っている車の >中から、なにかいい売り物件を目にすると、すぐに、それがいくらか、どのような条件か >を調べさせるというエピソードによくあらわれているが、実はそのような性癖は田中角栄 >も持っていたことが、よく知られている。 > >1 2 3 > >花隆が緊急寄稿(1) >異例の再聴取の裏を読む「小沢はもう終わりだ」 >立花隆 > >おそらく、小沢は田中角栄に付き従って歩いているうちに、その性癖を自然に学び取って >しまったのかもしれない。そのような不動産を入手しては、秘書の住居として利用させた >りしていたというあたりも、田中角栄の不動産利用法とそっくりである。また田中角栄の >場合、それら不動産をペーパー・カンパニー(ユーレイ企業)名義として所有し、それら >ユーレイ企業が幾つもあったことで知られているが、小沢の場合は、ユーレイ企業の代り >に陸山会などの政治資金団体名義にしていたわけで、カタチこそちがえ、構造的には、田 >中角栄がやっていたこととそっくりである。ここにおいても師匠ゆずりの手法が習い性と >なっていたといえるのではあるまいか。 > >■古い日本型政治と訣別を > >小沢は終るが、これで民主党が終るわけではない。もちろん自民党が復活するわけではな >い。前回選挙で獲得した民主党の議席をここで捨てなければいけないというわけではない >。今回の不祥事は小沢一郎という異常な性癖を持った政治家個人の不祥事であって、民主 >党という政党の不祥事ではないから、この際、責任は小沢に押しつけて、民主党政権は維 >持しつづけてよい。今回の小沢の不祥事は、むしろ小沢の中の自民党的体質部分がしから >しめたものといってもよいのだから、この際、日本の政界は、小沢に日本の政治の古い体 >質を全部押しつける形でその責任をとらせ、むしろ事件の再発防止にエネルギーを注ぎ、 >ここで抜本的に日本型政治の古い体質に抜きがたく存続してきた政治資金問題の最終解決 >をはかれるのがよいと思う。 > >最終解決はそれほどむずかしい問題ではない。それは要するに、すべての政治資金の収入 >も、支出も各議員一定の銀行口座経由のみとすることにすればいい。そうすれば政治資金 >の流れは完全に透明になり、何か問題が起れば、その流れをすぐトレースできるから、今 >回のような問題はそもそも起きないし、起きても、ああでもないこうでもないの無駄な議 >論をいっさいなしにできる。 > >こういうときだからこそ、これを一挙にやってしまえば、それこそ百年も待たずに一挙に >河清が得られること必定である。 > >小沢、小沢で騒ぐのはもういいかげんでヤメにして、日本の政治をよりよくするために、 >小沢の終りをいかに利用するか、という方向に発想の転換をはかるべきではないか。 > >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のところ以上です。 |
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| 投稿者 | : あえらおじゃる |
| 登録日 | : 2010年2月9日18時17分 (#12623) |
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| (記事番号 #12580へのコメント) 前、かれの文章、かなり読んでいたように思う。 だが、今、何にも興味がなくなった。 考えてみると、知的業績とか、ぜんぜんあげていないよね。最近は天皇と東大をちょっと みたぐらいかな。面白かったけど冗長だった。 自分の成熟か、知的好奇心の退化か、彼の退化かわからんけど |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月10日2時8分 (#12660) |
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| (記事番号 #12623へのコメント) >自分の成熟か、知的好奇心の退化か、彼の退化かわからんけど この検察擁護論読んでて情けなくなったわ。 |
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| 投稿者 | : ht |
| 登録日 | : 2010年2月9日23時57分 (#12657) |
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| (記事番号 #12580へのコメント) あとは政治音痴たちが 負け惜しみを言っているのだ。 いちいち気にしていては時間がもったいない。 あとは歴史が決める。 民意だとか支持率だとか こんなものは何の意味もない。 この件で 太郎君が 「検察って?」と思うこと。 多くの人は感じているはず。 |
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| 投稿者 | : スフィンクス真知子 |
| 登録日 | : 2010年2月10日2時6分 (#12659) |
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| (記事番号 #12657へのコメント) >いちいち気にしていては時間がもったいない。 立花って耄碌したわね。 |